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【40代事務職サラリーマン】情報収集したランニングマシーン体験記その1の巻

いっぱしのランナーへの道~ランニングマシーン体験記その1

いっぱし【一端】とは、一人前や人並みという意味です。

これは、私が情報収集したある方の体験記です。

もしかして、私も共感できる〜と感じて頂けると嬉しいです。

【はじめたきっかけ】

50代会社員、女性です。

働き方改革で、良いのか悪いのか強制的に残業が無くなり、自由な時間が増えました。

ちょうど子育てがひと段落した頃でもあったので、前から興味があったジムへ、ついに入会。

健康とダイエットの為でもありましたが、リア充なアクティブシニアへの憧れもありました。

【憧れのランニングマシーン】

とらうお
初回だけスタッフの方に、ひと通り各マシーンの使い方を教えてもらいました。

中でもランニングマシーンは、あこがれの象徴でした。

私の入会したジムは、大きな国道に面した所に立っています。

フロアに2列で配置されたマシーンは、ガラス張りの窓に向かって並んでいました。

マシーンで走りながら、国道を見下ろせる光景です。

よく外から、走ってるランナー方々を、見上げていました。

「ついにこちら側に来た」という不思議な、ゆうえつ感でいっぱいです。

【とまどい】

とらうお
二回目からは完全に自己流です。

営業職の為、毎日たくさんの方々と話をするので、休日に人と話すのはウンザリなのです。

ここでスタッフさんと、仲良くなったり友達を作ったりという、目的は全くありませんでした。

ただひたすら、自己満足のためマシーンで走っていました。

変なプライドがあって分からない事も聞かず、はじめは戸惑いばかりでした。

一定時間走って他のマシーンへ、移動するルーティンを自分で作っていたのです。

ジムに着いたら、まずランニングマシーンの最前列へ移動します。

なぜなら、国道を見下ろすためです。(笑)

 

まわりをチラ見しては、すごいスピードで走り込んでいる人を見ると

とらうお
私、遅過ぎて恥ずかしいな。

マシーンの上を、ずっと歩いている高齢の方を見て

とらうお
あの方よりは、私の方が走れているかな。

人の目ばかり気になって、自分のペースが定まりませんでした。

 

それでも回数を重ねるごとに、走る魅力に徐々に取りつかれ、周りが全く気にならなくなりました。

【私のペース】

とらうお
と言っても、一番気にしていたのはケガです。

急に運動を始めて、ケガをする同世代をたくさん見てきました。

そんな情けない事だけは、さけたいと思ったのです。

なので無理せず、スローなペースを作りあげました。

傾斜2%※、スピードは4km/h、一回30分、スタート5分はさらに遅く歩き始めます。

※傾斜2%とは、100m水平に進んで2m上に上がることを意味しています。

ラスト5分もスピードを落としクールダウン。

実質スピードに乗って走るのは20分。

このペースでゆるくゆるく続けていました。

走っている間、最初はTVを観たりもしていたのです。

どうしても、目の前の数字や心拍数が、気になって集中できません。

そのうち、考えごとが始まって、やり残した仕事のことや、夕飯の献立など。

 

しかし!時間とともに、無の心境になっていきます。

走ることに集中していくと、終わった時のそうかい感と満足感でいっぱいになりました。

これがランナーズハイというものか?といっぱしのランナーになった気分です。

しかし、同じ動作のくり返しで、劇的にやせるわけでもなく、少しずつあきてきました。

【最善のペースとは】

そんな時、他のジムに通っている友人に

傾斜2%、スピード4km/h?やせるわけない!最低でも傾斜4%8km/h
とらくん

と叱られてしまいました。

覚えた?48だよ!
とらくん

と呪文の様に教えてくれたので(笑)

それから教わった通りやりましたが、キツかったです。

止まると汗びっしょりで、なるほどこのくらいじゃないと、身体に変化は無いかもと思いました。

その後月に23回しか行けなかったので、なかなか体重は変わりません。

でも、ふくらはぎが引き締まったり、背筋が伸びた様な気がします。

だけどキツくて(笑)段々苦痛になって、気づいたら「24」の自分のペースに戻っていました。

【目標】

そんな風にダラダラと、自己満足のため続けていましたが、さすがに目標が欲しくなりました。

とらうお
そうだ、マラソン大会へ出場しよう!

と思いたち早速地元の大会をいくつか調べ、初心者でも参加出来そうな大会を見つけました。

概要によると、私の年代の参加基準として「1時間で10キロ程度走れる方」とあります。

とらうお
ふーん、走れるんじゃない?どうだろう?

と計算してみると、普段の「24」のペースでは全然無理!と気づきました。

そこからは「36」時々「48」など少しずつ、負荷をかける様にしています。

目標が出来たので、より楽しくなりました。

【まとめ】

マラソン大会は一年後、それまでにいっぱしのランナーになれているでしょうか。

とらうお
ジムに行けない時に、家の近くをジョギングしましたが、やっぱり続かないんですよね。

とらうお
走る事自体を楽しめるようになっても、やっぱりあのランニングマシーンで、国道を見下ろしながら無になって走るのが私にはあってるみたいです。

シニア世代に片脚をかけた年代に、趣味を見つけたうれしさと、自分に行動力があった事への安心感。

無になる事でのストレス解消。いろんなメリットを走る事から得ました。

来年、さっそうとマラソン大会で走る、自分の姿が今から楽しみです。

ウエアもどんなのにしようか、ワクワクしています。

あ、家族は猛反対しています。(笑)でも走り出したら止まらないのです!

  • B!